神秘的な巨木
2012/08/18付けの日経新聞「NIKKEI プラス1」では、「訪ねたい神秘的な巨木」が特集されていました。
■縄文杉(鹿児島県屋久島町)
日本を代表する巨木。
世界的にも杉の中では最大級。
推定樹齢は、2600年〜7200年。
実際には芯の部分は未調査のため、樹齢は確定していない。
■縁結びのカツラ(北海道乙部町)
縁結びの神様が宿るとされていて、日本全国から良縁を得ようと多くの人が訪れる。
上部に枝と枝が合体した「連理の枝」がある。
明治時代には、この木を切り倒そうとした力自慢の漁師が斧を振り上げたところ、急に力が入らなくなった、という逸話が残っている。
■北金ヶ沢のイチョウ(青森県深浦町)
世界最大級のイチョウの木。
生育状態が良く、枝張りは直径約20メートルもあり、酸素を取り入れる気根として伸びた枝は地面に突き刺さっている。
■蒲生の大クス(鹿児島県姶良市)
幹周りの太さは日本一太い巨木。
■称名寺のシイノキ(宮城県亘理町)
シイノキでは、日本最北の巨木。
枝が絡み合って伸び、巨大な樹冠を作っている。
■命主社のムクノキ(鹿児島県出雲市)
根が露出し岩を抱え込んでいる。
大きな生命力を感じさせる巨木。
■首里金城の大アカギ(沖縄県那覇市)
戦争でほとんどが焼失してしまった首里城周辺のアカギで生き残った守り神。
■安久山の大シイ(千葉県匝瑳市)
板根(根の上側が板状に伸びて幹を支えている)が2メートルほどの高さまである。
■薫蓋樟(大阪府門真市)
神社の境内を枝がうねるように覆っている薫蓋樟(くんがいしょう)。
幹から伸びる枝の太さは圧倒的。
■言問(こととい)の松(北海道豊富町)
サロベツ原野に立つ北限の巨木。
地元の人たちからは、守り神とされている。
■杉の大杉(高知県大豊町)
根元から北と南に分かれた太い幹を伸ばす大杉。
2本合わせた根回りは、約36メートルもある。
江原啓之 特別監修 スピリチュアルパワースポットSP
テレビ東京「やりすぎコージー」(2009/12/14放送)では、「江原啓之 特別監修 スピリチュアルパワースポットSP」が放送されました。
■高千穂
高千穂は天孫降臨の地。
宮崎にはスピリチュアルスポットがたくさんある。
中でも高千穂は、特に素晴らしい。
■高千穂という名前の由来
地上が争乱で乱れていた頃、アマテラスオオミカミが孫のニニギノミコトを降ろし、千の稲穂を撒いたところ、地上に光がもたらされた。
→高い所から来て、千の稲穂を撒いた。
■高千穂神社
高千穂神社は、高千穂に500ある神社の総社。
本殿の脇には、エネルギーを持つ石「鎮石(しずめいし)」がある。
「鎮石」は、約2,000年の歴史を持ち、不思議なエネルギーを発している。
お祈りをすると、人の悩みや世の乱れを鎮めてくれるとされている。
また、触ると良い気が体内に入るとされている。
■夫婦杉
夫婦杉は、2本の杉の根元が繋がっている不思議な木。
樹齢400年以上。
決して離れることができないため、夫婦や恋人が手を繋いだまま3周回ると絆が永遠になると言われている。
1人の場合は、その人のことを想って回るだけでも良い。
■真名井の滝
真名井の滝は、神が創ったとされる水が流れている滝。
水の無かった場所に、水の神様が作ったと言われている。
ボートで近くへ行くことも可能。
■天岩戸神社
天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)は、太陽神・アマテラスオオミカミを祀っている神社。
パワーが強すぎるため、安易な気持ちで参拝すると、パワーに当たってしまう。
気持ちを入れ直したいという強い気持ちの時に行くのがベスト。
伝説では、アマテラスオオミカミは弟のスサノヲノミコトに腹を立てて、岩に隠れてしまいました。
アマテラスオオミカミは太陽神のため、地上が真っ暗闇に包まれてしまいました。
その時、八百万の神が河原に集まって相談し、外で女性の神様が舞を踊ったところ、楽しそうな風景を見るためにアマテラスオオミカミが岩戸を開けて外に出たことにより、世界に光が蘇ったとされています。
天岩戸神社の裏には、アマテラスオオミカミが隠れていたという岩戸があります。
とても神聖なもののため、カメラ撮影・写真撮影はNG。
実際に行かないと、見ることができません。
■天安河原
天安河原(あまのやすがわら)は、八百万の神が集まって宴を開いたとされている場所。
仰慕窟(ぎょうぼがいわや)は、八百万の神が祀られている洞窟。
ここで石を積むと、重ねた石の数だけ願い事が叶うとされています。
そのため、周囲にはたくさんの積まれた石があります。
また、天安河原にかかる橋の上は、エナジーが最大に強い場所。
橋の上で30分ほど自分の心を研ぎ澄ましていると、自分自身の答えが必ず出てくる。
京都のパワースポット
フジテレビ「ほんとにあった怖い話」(2009/08/25放送)では、京都のパワースポットが紹介されました。
■鞍馬山
鞍馬山は、京都の霊山。
鞍馬山にある鞍馬寺は、宇宙の生命エネルギーを本尊とするお寺。
天から神が降臨した高台、牛若丸が修行中に喉を潤したとされる「息つぎの水」、魔王殿など、神秘的なスポットが点在している。
■翔雲台
翔雲台は、鞍馬寺の本尊である神様が天から降臨した場所と言い伝えられている。
■本殿金堂
本殿金堂は、最強のパワースポット。
本殿の前には、金剛床(こんごうしょう)があり、この三角形は月・太陽・大地のパワーの融合を意味しているとされている。
この場所に立って、お堂に手を合わせると、パワーがもらえるとされています。
■毘沙門堂
毘沙門堂は、約1300年前に創建されたお寺。
襖絵は逆遠近法で描かれているため、前を真っ直ぐ歩いてみると、机の向きが少しずつ変わります。
また、天井には毘沙門天の守護神「ねじれ龍」が描かれています。
この龍の両目を見ながら部屋の縁を歩くと、顔の向きが変わってずっと睨まれているように見えます。
宮崎県高千穂
TBS「はなまるマーケット」(2008/09/16放送)の「元気をもらおう 宮崎県の旅」では、宮崎県高千穂が紹介されていました。
東国原英夫知事も出演していて、神話と伝説の故郷「ひむか神話街道」について熱く語っていました。
「ひむか神話街道」のスタート地点・高千穂神社、天安河原などなど。
■天岩戸神社
番組の司会者・薬丸裕英さんは、まず天岩戸神社を参拝。
天岩戸神社は、太陽の神様・天照大神(アマテラスオオミカミ)と乱暴な弟・素盞嗚尊(スサノオノミコト)の伝説がある神社(御神体は天岩戸)。
怒った天照大神は、天の岩戸へ隠れてしまい、世の中は真っ暗闇になってしまいました。
それに困った八百万の神は、出ていただくための相談をした結果、岩の前で舞を踊ったり騒ぎ立てたりしました。
不思議に思った天照大神が岩戸を少し開いた時、そばにいた神がその戸を開きました。
そして、天照大神を外に連れ出すことができ、世界は再び明るく平和になった、という伝説が残っています。
神社では、まずお払いをして身を清めます。
社務所に申し込みをすれば、当日でも天岩戸を参拝することが可能。
渓谷を挟んで遠くから拝見することができますが、撮影は禁止されています。
■天安河原
次に向かったのは、天安河原。
深い緑に囲まれていて、目の前には神秘的な光景が広がっています。
幅約40メートルの巨大な洞窟の中は、八百万の神が岩戸に隠れた天照大神を外に出す方法の話し合いをした場所、とされています。
一帯には、無数の石積みが並んでいます。 これは訪れた人が積んでいった石であり、積んだ石の数だけ願いが叶う、という言い伝えがあります。
■高千穂神社
高千穂神社の境内の隣にある神楽殿では、国の重要無形文化財にも指定されている「夜神楽」を毎晩見ることができます。
岩戸に隠れた天照大神を誘い出すための舞を見ることが可能。
拝観料金は500円。
■国見ヶ丘
国見ヶ丘(標高513メートル)では、高千穂の里を一望することができます。
9月下旬〜11月にかけては、雲海の見頃。
これを見られた人は「幸運」とされています。
■高千穂峡
高千穂峡は、阿蘇溶岩の侵食によってできた渓谷。
7kmに渡り、断崖絶壁が続いています。
ボート(30分 1,500円)に乗れば、自然が作り出した見事な造形を間近で見ることが可能。
真名井の滝(高さ17メートル)は、神が地上に水を創造した際に初めて流れ出た滝、とされています。
SmaSTATION(スマステ)のパワースポット特集
2008/05/25
テレビ朝日「SmaSTATION(スマステ)」を見ていたら、「心と体をほぐしてくれる 癒しランキング ベスト10」という特集をしていました。
ランキングで第3位に選ばれたのは、パワースポット。
そこでは、以下のようなパワースポットが紹介されていました。
■屋久島
屋久島は、宮崎駿監督の映画「もののけ姫」のモデルにもなった場所。
最近はとても人気があり、予約も取りにくくなっています。
樹齢1,000年以上の屋久杉もあり、空気や水も美味しく、世界遺産にも登録されています。
■出雲大社
出雲大社は縁結びで有名。
大社造りと言われる日本最古の神社建築様式で、本殿は国宝にも指定されています。
また、この本殿は2008年に59年ぶりに一般公開。
極彩色の天井画は、撮影が禁止されているため、映像や写真では絶対に見ることができません。
次の公開は、60年後とされています。
■東京大神宮
東京大神宮は「東京のお伊勢さま」として、明治13年に創建されました。
最近では、お参りをすると彼氏ができる、と口コミで広まり、縁結びの神様としても人気があります。
また、東京大神宮は結婚式が初めて行われた場所でもあります。
明治の終わり頃までは、結婚式は家庭で行われていましたが、明治34年に東京大神宮の神主が祝詞を奏上し、三々九度をかわす、という神前結婚式を始めました。
この独創的なスタイルはすぐに人気となり、全国へと普及していきました。